諏訪湖で、住民団体の「諏訪湖クラブ」が、ユニークな技術を使った水質改善の実験を行っています。
諏訪湖では、湖内の酸素の量が不足する「貧酸素」という現象が度々確認されており、水中の生物への影響が懸念されています。
「諏訪湖クラブ」では、この貧酸素状態を改善しようと、100万分の1ミリ単位の大きさの非常に細かな泡「ナノバブル」を湖底に送り込む実験を今年の夏からはじめました。
湖面に浮かべたエアーコンプレッサー(圧縮機)から、長いパイプを通して泥の中に酸素を勢いよく届けるのです。
「諏訪湖クラブ」の沖野外輝夫会長は、将来的には太陽光発電の力でエアーコンプレッサーを動かし、より環境に優しい形で湖の環境改善を行いたいとしています。
イベント名 | 諏訪湖浄化で「ナノバブル」実験 |
場所 | 諏訪湖 |