2017-11-24
ケヤキやスギの巨木に囲まれた閑静な神社、長野市松代町の「諏訪大明神」。
景観の美しさなどから市の定める「ながの百景」の一つに指定されています。
この神社の景観をさらに高めようと、地域住民らでつくる保存会が、市からの支援金を利用して境内にある涸れた滝を復元しました。
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この滝は、かつては本殿裏の岩場をつたって流れ落ちていましたが、45年前ほど前から水の流れが止まってしまいました。水源と滝をつなぐ水の通り道が詰まってしまったのが原因とみられています。
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保存会では、水源の沢と滝の上部との間にパイプを通す工事を行い、11月12日に滝が復活しました。深い緑色に苔むした大きな岩場を流れ落ちる滝は、神社の風情を一層趣のあるものにしました。雪解けの頃には水量が増し、さらに美しい滝となるとみられ、松代町の新名所にと期待が高まっています。
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また、滝を流れ落ちた水は、神社脇の水場につながっており、参拝者が手を洗い清めるのにも使われるということです。
この他にも、鮮やかなピンク色の花をつけるシャクナゲを境内に植えたり、駐車場を整備したりと、様々な取り組みが行われています。
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「住民の力で復元!諏訪大明神の滝」
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