レポート
2017.12.11

冬の味覚 天竜川の「ざざ虫」漁

伊那地域の冬の風物詩といえば「ざざ虫漁」です。

ざざ虫とは、川の浅瀬に棲むカワゲラやトビゲラ、ヘビトンボなど水生昆虫の幼虫のことで、天竜川流域では佃煮にしたり油で素揚げにしたりして食べる習慣があり、今年も12月1日に漁が解禁となりました。

天竜川にほど近い駒ヶ根市立中沢小学校の児童が今年2月、地元住民と一緒にざざ虫漁を体験しました。冬の冷たい川の中に入り、川底の岩を掘り返して、岩陰から出てきたざざ虫を網の中に追い込んで捕まえます。

駒ヶ根市立中沢小学校5年生が「ざざ虫漁」を体験しました。

子どもたちは捕まえたざざ虫で、佃煮作りにチャレンジしました。調味料を加えて、水分がなくなるまで鍋でじっくりと煮詰めれば完成です。

子どもたちは手づくりの佃煮を自宅に持ち帰って、家族にふるまったということです。

(注:ざざ虫漁には地元漁協の許可が必要です)

イベント詳細

イベント名ざざ虫漁
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