海につながる長野県2019⑥「コスプレでごみ拾い 長野県でごみ拾い」 | 海と日本PROJECT in 長野

6月8日、東京タワーの足元に、多くのコスプレイヤーが集まりました。海ごみゼロウィークの期間に合わせて行われた、「コスプレで海ごみゼロ大作戦」です。海洋ごみ対策を推進する日本財団の笹川陽平会長も、海賊王ルフィのコスプレで登場し「海洋ごみをゼロにするために、生活をする都心でも、ごみ拾いを頑張りましょう」と呼びかけました。

出発式の後、早速ごみ拾いが始まりました。笹川会長も、海外から参加した有名コスプレイヤーと一緒に、ごみを拾います。コスプレイヤーにとって海は、コスプレ写真を撮影する大切な場所、ということで、海の環境問題に関心を持つ人も多いといいます。

総勢430人が参加したこの日のごみ拾い。SNSのフォロワーも多い、コスプレイヤーの発信力も、開催の狙いの一つでした。日本財団の海野光行常務理事は「ごみ拾いの体験を通じて、街のごみが海に行くことを知ってもらい、それを更に拡散してもらえれば」と話していました。

海ごみゼロウィークには、県内でも、長野県と、海と日本プロジェクトin長野県実行委員会が、河川の一斉清掃活動「クリーン信州
forザ・ブルー」を合同で開催しました。県下10ヶ所で行われた活動には、延べ385人が参加。13㎥のごみが集まり、プラスチックごみの割合は、63.5％に上りました。海洋ごみ問題に対する上流県の責任が実感できた、県内の海ごみゼロウィークでした。