海につながる長野県2019⑤「海ごみゼロアワードで県内企業が受賞!」

2019-6-30
海と日本PROJECT in 長野

2019年6月30日(日)に放送された第5回の内容を紹介します。ミニ番組シリーズ「海につながる長野県2019 ~海と日本プロジェクト in 長野~」は、NBS長野放送(8チャンネル)で毎週日曜 よる8時54分から放送しています!(編成事情により休止となる場合があります)

内容

6月17日、東京で、海ごみゼロ国際シンポジウムが開かれました。海洋ごみ削減を目的とした、環境省と日本財団の共同プロジェクトの一環で、プラスチックを中心とした、海洋ごみについての最新の研究成果や、日本の取り組みなどが報告されました。

シンポジウムでは、海洋ごみ問題の解決に向けた、優れた取り組みを選定する「海ごみゼロアワード」の表彰も行われ、254件の応募の中から、「審査委員特別賞」に、伊那食品工業が選ばれました。「脱プラスチックに貢献する可食性フィルムの研究開発」が評価されました。

評価の対象となったのは「食べられるフィルム」です。伊那食品工業が製造する、寒天などを原料に開発されました。その特長は、安全・安心に食べられる上に、水に溶けること。しっかりとした強度もあります。伊那食品工業では、このフィルムを自社で製造する寒天スープに使う、粉末スープの小袋に用い、直接お湯を注いで溶かすことで、ごみを出しません。外部への販売もされていて、2005年の販売開始以来、プラスチックの削減効果は、数百トンになるといいます。

表彰式では、塚越亮専務と研究開発部 落俊行課長に、賞状と活動奨励金が手渡されました。

塚越専務は「今回の受賞は、海無し県の会社として誇り。また環境問題がこれだけ話題になっている中、少しでも貢献することができれば嬉しく思う」と話していました。また、落課長は「可食性フィルムに置き換えることで、プラスチックの問題が少しでも解決できるのであれば、今後も尽力していきたい」と話していました。

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