2019年6月23日(日)に放送された第4回の内容を紹介します。ミニ番組シリーズ「海につながる長野県2019 ~海と日本プロジェクト in 長野~」は、NBS長野放送(8チャンネル)で毎週日曜 よる8時54分から放送しています!(編成事情により休止となる場合があります)
5月26日、県内10ヶ所で、河川一斉清掃活動「クリーン信州 for ザ・ブルー」が行われました。「海と日本プロジェクトin長野県実行委員会」と長野県が合同で開催したこの活動は、日本財団と環境省が全国で推進する「海ごみゼロウィーク」の一環として行われました。
※「海ごみゼロウィーク」は、国民の一人ひとりが海洋ごみの問題を自分事化し、“これ以上海にごみを出さない”という社会全体の意識を高めるため、産官学民が協力し合う取り組み――日本財団 海と日本プロジェクト「CHANGE FOR THE BLUE(チェンジ・フォー・ザ・ブルー)」の取り組みの一つです。
メイン会場の長野市には、阿部知事や加藤市長の他、環境省や国交省の職員も駆けつけました。地元ボランティアの人たちと合わせ、およそ180人が河川敷に向かいます。長野市真島町川合千区を流れる千曲川周辺で、一斉にごみ拾い。増水時に流れ着いたごみが大量に集まっている場所もありました。
長野県の阿部守一知事は「長野県は海無し県だが、河川を通じて、海とは非常に密接につながっている。河川の上流県としての責任をしっかり果たしていきたい」と話していました。
ボランティアの中には、親子で参加した人たちも数多くいました。参加者たちは「ごみが思ったよりたくさんあって、びっくりした」「自分はごみを捨てないように気をつけようと思った」「子どもが環境について勉強する良い機会になった」などと話していました。
海と日本プロジェクトin長野県実行委員会の高橋潤委員長は「ごみを捨てない、拾うということの大切さを、親子で考えることが大事。海のごみ問題について考える機会を増やしていきたい」と話していました。
1時間足らずで、たくさんのごみが集まりました。海無し県から、海洋ごみの問題を考える、貴重な機会になりました。