日本最大級の魚のはく製展覧会「魚魚展2024」が今年も梓川アカデミア館で7月27日(土)から8月4日(日)まで開催されいます。海の生き物ファンの間で話題を呼ぶこのイベント。普段目にすることのできない希少な深海魚のはく製標本や、楽しいイベントが盛りだくさん。今回は、その魅力をたっぷりとお伝えします。
魚魚展2024の目玉は、なんといっても希少な深海魚の標本展示です。会場内には、100魚種以上が展示されます。中でも注目を集めているのが、「リュウグウノツカイ」と「ラブカ」です。リュウグウノツカイは、その姿から「海のゆうれい」とも呼ばれる神秘的な魚。細長い体と赤い背びれが特徴的で、実物を見る機会はめったにありません。一方、ラブカは「生きた化石」と呼ばれる古代魚の一種。その姿は約8000万年前から変わっていないと言われています。これらの魚を間近で観察できるチャンスは、滅多にありません。海の神秘に触れる貴重な機会となるでしょう。大型のはく製には、圧倒されるはず。
魚魚展2024では、ただ見るだけでなく、楽しみながら海の生き物について学べるイベントも用意されています。会場内には魚に関するクイズコーナーが設けられ、正解者には素敵なグッズがプレゼントされます。また、サイエンスイラストレーターのずかんくんやカラー魚拓製作者の山本龍香先生によるトークショーも開催予定。海の専門家から直接話を聞けるチャンスです。さらに、高校生はく製作家のヒカル君によるはく製の実演や、中学生魚博士のコウガ君によるサケガシラ研究発表もあります。子どもから大人まで、幅広い年齢層が楽しめる内容となっています。
魚魚展2024は、まさに「海の冒険」と言えるでしょう。希少な深海魚の標本だけでなく、サメの骨格標本や化石、さらには魚の卵に関する書籍まで、海の生き物に関する幅広い展示が用意されています。夏休み中の家族でのお出かけや、海の生き物に興味のある方にとって、見逃せないイベントとなっています。魚魚展2024で、海の不思議と出会う冒険に出かけてみませんか?
魚魚展2024の開催情報:
・期間:2024年7月27日(土)〜8月4日(日) ※7月29日(月)は休館日
・時間:午前9時〜午後5時
・入場料:一般:1,000円 小学生:500円 未就学児:無料
・会場:梓川アカデミア館
・住所:長野県松本市倭566-12 (駐車場あり)
・お問い合わせ先:主催 魚魚展実行委員会 0263-25-2686
・後援:松本市教育委員会・一般社団法人 海と日本プロジェクトin長野