長野の高校生たちにエキサイティングな挑戦の機会が訪れました。ごみ拾いを競技化した「スポGOMI甲子園 2024 長野県大会」が、この秋、長野市で開催されます。環境保護とスポーツの要素を融合させたこのユニークな大会。上流県ながのから海をキレイにしよう!
応募締め切りは9月30日まで。長野放送のホームページで参加者を受け付けています。(応募はコチラをクリック)
スポGOMI甲子園は、高校生3人1組のチームで競い合う、まさに「地球で最も優しいスポーツ」です。60分という制限時間内に、定められたエリア内でごみを拾い、その質と量をポイントで競います。単なるごみ拾いではありません。戦略を立て、チームワークを発揮し、時には他チームとの駆け引きも必要となる、まさにスポーツそのものなのです。
過去の参加者の一人は、「最初は単純なごみ拾いだと思っていましたが、実際にやってみると本当に奥が深いんです。チームメイトとの連携や、どのエリアを攻めるかの作戦など、頭も体も使う本格的なスポーツでした」と興奮気味に語ってくれました。
ごみを拾うことは、地域貢献につながりますが、そこに競技性が加わることで楽しさが生まれます。さらに、参加者全員にボランティア証明書が発行されます。
過去の参加者の感想では、「最初は義務感で参加したんです。でも実際にやってみると、予想以上に楽しくて。気づいたら、街がどんどんキレイになっていく達成感に夢中になっていました」と笑顔で話してくれました。
「海のない長野県から、なぜ海洋ごみ問題に取り組むのか?」そんな疑問を持つ人もいるかもしれません。しかし、この大会の真の狙いは、海洋ごみ問題を「自分ごと化」することにあります。河川を通じて海につながる長野県だからこそ、高校生たちの行動が直接海洋環境の保護につながるのです。
大会を主催する「海と日本プロジェクトin長野」の担当者は、「長野の高校生たちの行動が、やがて日本全体、そして世界の海洋環境を変える大きな一歩になると信じています」と熱く語ります。
優勝チームには、12月1日に東京で開催される全国大会への切符が贈られます。宿泊費と交通費を参加者3名+引率者1名分プレゼントします。地方大会での熱い戦いを経て、果たして長野県代表はどのチームに決まるのでしょうか。高校生たちの環境への想いと競技への情熱が交差する、スポGOMI甲子園。この秋、長野市に熱い戦いの幕が上がります。
応募締め切りは9月30日まで。長野放送のホームページで参加者を受け付けています。(応募はコチラをクリック)