イベント
2024.11.14

銀座で味わう信州の宝!横山タカ子が魅せる信州川魚の新境地

清らかな水が流れる長野県。その豊かな自然が育む川魚たちが、東京・銀座で華やかに競演しました。2024年10月13日、長野県のアンテナショップ「銀座NAGANO」で開催された恒例イベント「横山タカ子先生の信州の長寿ごはん with 海と日本プロジェクトin長野」。全国に誇る信州のブランド川魚の数々が、参加者の舌を魅了しました。

最強タッグが贈る、信州ブランド魚の饗宴

今回のイベントを手掛けたのは、長野市在住の郷土料理研究家・横山タカ子先生と、長野市の淡水魚専門店・加藤鯉店の加藤修次社長という最強コンビ。NHK「きょうの料理」にも出演し、全国で活躍する横山先生が考案したメニューを、加藤社長の厳選した信州ブランド魚で具現化するという、まさに夢の共演です。

提供された料理は、どれも目を見張るものばかり。「信州サーモン昆布ジメ」「信州大王イワナ昆布ジメ」といった刺身は、昆布の旨味が川魚の味わいを見事に引き立てました。中でも特に注目を集めたのが「信州イワナキャビア粕漬」。イワナの卵本来の美しい黄色を生かしつつ、大吟醸の酒粕に漬け込むという斬新な発想に、参加者からは驚きの声が上がりました。

川魚の常識を覆す!目からウロコの料理の数々

「佐久鯉あらい」や「佐久鯉の鯉濃く」といった佐久鯉を使った料理も、川魚特有の臭みを感じさせない絶妙な味付けで、参加者を魅了しました。「鯉濃くは泥臭いと思ったけど全く泥臭くない。信州みそとあいまった味噌汁は本当においしい」という感想は、多くの人が持つ川魚への先入観を覆すものでした。

さらに、信州サーモン冷製燻製やぼたんこしょう味噌を添えた信濃雪鱒の焼き物など、バラエティ豊かな調理法で提供された川魚料理は、参加者の舌を楽しませただけでなく、川魚の新たな可能性を示すものとなりました。

横山タカ子先生が語る、信州の川の恵みへの想い

イベントを主催した横山タカ子先生は、信州の川の恵みに対する深い愛着を語ってくれました。「毎年盛況で、楽しみに来ていただいて嬉しい」と笑顔で話す横山先生。「私も川の恵で育った」と、自身の経験を交えながら、「やっぱり信州の川で育った魚はおいしい。川の魚だって海の魚に負けないでしょ!これからも川の恵を大事にしていきたい」と熱い思いを語りました。その言葉には、長年にわたって信州の食文化を守り、発展させてきた横山先生の誇りと自信が感じられました。

<当日のお品書き>

刺身紙塩
ー 信州サーモン昆布ジメ
ー 信州大王イワナ昆布ジメ
ー 佐久鯉あらい
ー 信州イワナキャビア粕漬
ー ツマ・ダイコン、キュウリ、ニンジン
ー 花穂、大葉、菊、本山葵
焼き物 信濃雪鱒
ー 付合せ ぼたんこしょう味噌
燻製 信州サーモン冷製燻製
ー オニオンスライス・スダチ
甘露煮 小鮒の甘露煮
汁物 佐久鯉の鯉濃く
ごはん 風さやか

清冽な水が流れる信州の川から、やがて海へとつながるその恵みは、私たちの食卓をより豊かに、より魅力的なものにしてくれます。

このイベントは、日本財団・海と日本プロジェクトin長野と長野県観光部のコラボレーションとして実施されました。

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