地元の海をPRするためのポスター/絵手紙/動画を募集し、表彰・活用するプロジェクト「うみぽす」。
松本市の専門学校「未来ビジネスカレッジ」で8月26日にうみぽす作りのコツを楽しく学べるワークショップが開かれました。講師は、一般社団法人 海洋連盟の皆さん。今年は、コロナ禍の中、リモートでの指導スタイル。新たな取り組みです。うみぽすづくりに挑戦するのは、未来ビジネスカレッジの1年生 17人です。
海洋連盟の講師からは、「長野県は海なし県なので、うみに関するポスター作りはハードルが高いが、毎年、優秀で実際に入選している作品が多い」と期待の言葉も。
まずは「キャッチコピー」についてレクチャー。ポスターは「何かをPRするもの」なので、写真やイラストのビジュアルに対して、言葉で補足していく、そして、どのようなアイデアをひねり出せるかが重要です。
ポスターのベースとなる写真は、夏休み期間中、生徒さんが自分で撮影したもの。日常の風景を映し出したものから、工作をして作りこんだもの等々、オリジナリティーあふれる写真です。
将来、デザイナーを目指している生徒さんが所属するクリエイトデザイン学科。授業は当たり前のように一人1台のパソコン。授業と言ってもノートや鉛筆の時代ではないのですね(笑)
この写真にどんなキャッチコピーを入れていくか!?今回、様々な作品が生まれました。出来上がった中から、この日、海洋連盟から「いいね」の評価を受けたのは、松本市の山村孝太さんの作品。
キャッチコピーは「プラスチックじゃなくてロマンチックな海にしよう 長野県」
自宅の近くに落ちていたペットボトルを拾い、空の青を海に見立てて、海洋プラスチック問題にアクションを起こそうと問題提起した作品。上流域からごみを減らして、海をきれいにしたいとの思いを込めたそうです。
ことしも全国各地でどんな「海を愛する」作品がうまれるのか?
今年度のうみぽすの応募〆切は9月23日(水)まで!優秀作品には賞金も!ぜひ、みなさんご応募下さい!