レポート
2021.10.18

海のごちそうフェスティバル 東京で開催

日本財団「海と日本プロジェクト」は、毎年首都圏でその活動をPRするイベントを開催しています。今年は、10月15日(金)・16日(土)、東京・二子玉川で、47都道府県の協力・後援を得て「海のごちそうフェスティバル」が開催されました。

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「おいしい、以上に知ってほしい海がある。」をメインメッセージに掲げ、魚の日である10月10日(日)から世界食糧デーの10月16日(土)まで開催した”海のごちそうウィーク”のラストを飾るイベントとして開催された「海のごちそうフェスティバル」。海と食に関する調査発表を始めとした、有識者を招いて海についての情報を発信するステージが行われました。

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また、日本全国の海産物等の物販やシーフードメニューのテイクアウト販売、全国の海の魅力や水産業に関するパンフレットコーナーなど「海のごちそう」をきっかけに、海に親しみ海の問題を自分ごととしてとらえるよう呼びかけました。

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海と日本プロジェクトin長野もブース出店。販売したのは、海につながる信州の自然豊かな自然からおりなす清流で育った川魚から作られた「伝承鯉のうま煮、あゆ甘露煮、子持ち鮎甘露煮」。

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このほか、連携パートナーとのコラボ商品、「城下町の湧き水」「みんなのサバ缶」が販売されました。

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長野県ブースを訪れたお客さんからは「海関連のイベントなのに、何で海がない長野県が参加しているの?」との質問が、それに対し、プロジェクトメンバーは、「川から海に繋がっています。山の栄養分が川に流れ、海につながって魚たちに栄養を与えてるんです。」と答えると「なるほど」との感想が。こうしたお客さんとの会話がうまれるのも対面販売のイベントのいいところです。中でも一番興味を持たれた商品は「みんなのさば缶」でした。何で長野県なのに「さば缶?」との質問も寄せられ、「一人当たりのサバ缶の消費量は全国トップクラス、信州では、冬場の貴重なタンパク源として重宝されてきた、タケノコのみそ汁にサバ缶をぶち込んだサバ缶汁というものがあり、信州の郷土料理」と説明しました。

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北海道から沖縄まで、40都道府県の海産物や海に関連した特産品を販売する海のごちそうマルシェ。商品の特徴やストーリーを詳しく紹介するスタッフとの会話を通して、地域の海の現状にについて知るきっかけになりました。

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