レポート
2023.10.18

コラボたい焼き販売イベント開催しました

海と日本プロジェクトin長野は、長野県内を中心に展開するたこ焼き、たい焼き店の”焼きたて屋”とコラボレーションし、海の未来について学んだ信州イカ調査隊(長野県の小学5、6年生23人)がパッケージをデザインしたコラボ商品「ちくわたい焼き」の10月末までの期間限定販売を記念したイベントを10月10日(月・祝)に長野県岡谷市のショッピングモール・レイクウォーク岡谷2階フードコートで開催しました。IMG_1968

さまざまな海洋問題を自分の問題としてとらえ、行動につなげる取り組みを行う「日本プロジェクトin長野」が企画した小学生向け海洋学習体験プログラム「信州イカ調査隊」。今年の7月に2泊3日の日程で、飯山市、富山県氷見市、石川県七尾市、能登町を舞台に開催されました。テーマの”イカ”は信州では伝統の食材「塩丸イカ」として、県民になじみが深い生き物で、イカを通じて、長野県と海のつながりや今、海で起きている変化を体験学習しました。調査隊は、漁港での漁師体験や漁船見学、能登の海での磯学習の他、スルメイカの解剖実験、そして、有識者による地球温暖化とスルメイカの不漁問題の講義を受ける等、さまざまな目線で学習し、「美しく豊かな海を未来につなげたい。」というメッセージを子供たちが考えました。

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その思いに賛同した長野県を中心にたこ焼き・たい焼きを販売する焼きたて屋と石川県の食品メーカースギヨ協力のもと信州イカ調査隊とのコラボたい焼きが完成しました。商品パッケージやポスターには児童が描いたイカのイラストがデザインに採用され、発売を記念した販売イベントは、子供たちが運営して実施。限定100個で販売されたちくわたい焼(1個280円)はわずか20分で完売するほどの盛況ぶりでした。

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未来の海を願って学習内容を報告                                           

販売イベントは児童たち自らが運営。のぼりを立てたり、ポスターを張ったり。また、多くの人に商品を買ってもらおうと、焼きたて屋の商品券などが当たる抽選会も実施。「いらっしゃいませ。」「ありがとうございました。」と元気な声が会場に響き渡りました。また、会場には、3日間の活動の成果をまとめも張り出しました。これは、調査隊メンバーの一人・伊那市の座間杏菜さんが活動後に夏休み中にまとめたもので、これを見たお客さんからは「素敵な体験をしたのですね。」「長野県と海のつながりがよくわかるようにまとめられていて。良い活動をしましたね。」といった声が聞かれました。

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夏休み中の濃厚な3日間を過ごした児童たちはコンビネーションも抜群。商品を渡したり、抽選を案内したり、また、店内にチラシを配布するなど勢力的に活動しました。多くの方々に”海の問題”を”自分ごと”としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げる1日となりました。

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このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

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