スポGOMI甲子園長野県大会が開かれました。海と日本プロジェクトの一環として、高校生のごみ拾い日本一を決める、スポGOMI甲子園。長野県予選となる大会には、12チームが出場しました。「スポーツマンシップに則り、街のごみを拾い、海をきれいにすることを誓います。」との選手宣誓後、チェンジ・フォー・ザ・ブルー!の掛け声で競技スタート。
スポーツGOMI拾いは、ごみ拾いにスポーツの要素を加え、制限時間内に集めたごみを、ポイント化して競う競技。オリジナルのごみ拾いアイテムを用意するとポイントが加算されるルールもあります。世界的に深刻になっている海洋ごみ問題に、高校生にも関心を持ってほしいというのが、大会の狙いです。主催者からは「海に捨てられるごみよりもこういった街の中。それが最終的に海に流れてしまうと言うのが、今一番問題になっているところですので、生徒さん達が学んでいただければありがたいと思っております。」との声が上がりました。普段は気に懸けることの少ない、道路脇の植え込みや自動販売機の陰などにも、たくさんのごみがあることに、高校生は驚いた様子で「ごみ捨てる場所があるのに、近くに置いといたりするのはあんまり良くないと思いました。」「長野は海は無いけど、こういう形で何か取り組めるのはいいなと思います。」との意見が出ました。拾ったごみはチーム毎に計量し、可燃、不燃、吸い殻など、種類によって決められたポイントの合計で、順位が決まります。集計の結果、優勝したのは、松代高校の「オラ東京さ、いぐだ」チーム。12月に東京で開催される、決勝大会に出場します。