1泊2日の日程で福井県小浜市にやって来た22人の信州サバ調査隊!福井県での海の活動の2日目は、早朝からスタート。
朝6時30分に田烏漁港に集合した隊員たちが乗り込むのは2艘の漁船です。
漁師さんがどのように魚を獲っているかを船に乗って直接見学しようという活動です。
船が動き出し、波しぶきをあげながら、漁場に向かいます。みんな大興奮です。
およそ10分ほどで現場に到着。この辺りの漁師さんは、定置網漁で魚をつかまえています。定置網漁とは、文字通り海の中の定まった場所に網を張りし、泳ぎ回る魚の群を誘い込むことで捕獲する方法です。魚を追いかける漁法と異なり、過度に取り過ぎない方法のため、持続可能な環境にやさしい漁法と言われています。また、漁場が沿岸付近に固定されているために、 毎朝新鮮な魚を供給する事が出来ます。 海の透明度が高く、プランクトンが豊富な若狭湾では、この定置網漁が非常に盛んということです。隊員たちが漁場に到着すると漁師、浜家直澄さんが事前に追い込んだ魚を獲る場面をみせてくれました。
網にかかったイカやトビウオを子供たちに渡してくれました。生きた魚を手に取るこどもたち。
興奮がとまりません。
漁港に戻った後、魚の選別作業をお手伝い。種類を分けないと競りに出せないため、漁師さんの毎日の大事な作業です。
最初は見分けがつかなかった隊員たちも、時間が経つにつれ、サバ、イワシ、アジを手際よく選別していました。
実際に漁に出ることで、魚を獲ることの難しさや、海や漁師への感謝を感じた様子のこどもたちでした。