海と日本プロジェクトでは、プロジェクトに賛同する推進パートナーのみなさんとさまざまな取り組みを展開しています。今回は大手回転すし店のスシローの「海の未来に配慮した商品展開」について紹介します。
海の汚染や温暖化などによって寿司ネタとなる海の魚に様々な危機が迫っている中、スシローでは、「魚を獲る時代」から「創る時代」へと考えを変え、おいしい寿司を安定的かつ継続的に提供していくために養殖事業にも力をいれています。
加えて、余すことなく食材の利用も行っています。人気のサイドメニュー・鯛だし塩ラーメンは、にぎりで提供される鯛は、身の部分だけでなくアラの部分も活用し提供されています。
スシローを運営するFOOD & LIFE COMPANIESの平野叶恵さんは「限りある資源を大切に使う。という考えのもと、貴重な水産資源であり、生産者の方々が大切に育てていただいた魚をおいしく味わえるように工夫をすることで、未来まで続く継続可能な食の恵みを実現する責任があると考えています。」と話します。
深刻化する気候変動や海洋プラスチックごみ問題によって、海の魚に危機が迫っています。スシローでは、こうした思いをお客さんに伝えるために海と日本プロジェクトin長野とコラボした啓発ポスターを店頭に掲示。
海洋水産資源を守り、未来へつないでいくことを重要な課題と考え、様々な取り組みを進めています。