レポート
2023.11.05

長野市環境こどもサミットに信州イカ調査隊が参加

10月29日、長野市環境こどもサミットが開かれました。この催しは、子ども達の環境意識を育もうと毎年開かれているもので、今年のテーマは、「水の地球を守るため、私たちにできること」。最初に、日頃、様々な環境活動に取り組んでいる市内の小中学生が、活動内容を発表しました。

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海と日本プロジェクトin長野が企画した海洋体験学習プログラム「信州イカ調査隊」のメンバーも参加し、この夏、2泊3日で行った体験の内容や体験を通して考えたことを発表しました。

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「海のために今できる環境にいいことをみんなでやる。」「漁師さんが一生懸命獲ったイカや魚を残さずたくさん食べる。」「毎年海に行って楽しみ生きものを調べる。」「魚の獲りすぎや海水温の上昇など海で起きている問題を周りの人に積極的に伝えたい。」と堂々と発表。

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信州イカ調査隊は、近年、国内の漁獲量に減少傾向があるスルメイカに関して、今、海で起きている変化を学ぶ体験型学習プログラムで7月27日(木)~29日(土)に実施。参加者は海が大好きな長野県在住の小学5,6年生の23人で、海と森のつながりや、漁港での漁師体験、美しい海での磯学習にイカの解剖実験などを体験し、これからもイカや多くの魚が生きやすい豊かな海にしていくために海なし県長野からできることは何かを考えました。

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発表の後は、学習会。まずは、前日に行われたアフリカの子ども達と長野市の子ども達とのオンライン交流の様子が紹介されました。そして、地球上にある水のうち、人間が生活に使える水は大変少ないこと、そうした貴重な水を守っていくために、水を無駄にせず、環境を考えた行動をしていくことの大切さを学びました。

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最後の表彰式では、信州イカ調査隊も環境活動奨励賞を受賞。集まった人達に、豊かな海を未来につないでいくことの大切さを伝える、貴重な機会になりました。

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