レポート
2020.10.29

海プロ×銀座NAGANOコラボイベント「信州長寿ごはん」

海と日本プロジェクトin長野が毎年東京で開催する人気イベントが10月23日(金)に長野県のアンテナショップ「銀座NAGANO」で行われました。 

横山タカ子先生の信州の長寿ごはん with 海と日本プロジェクトin長野

毎年恒例の、海プロ長野×銀座NAGANO コラボレーションイベント。NHK料理番組「きょうの料理」にも出演する長野市在住の郷土料理研究家・横山タカ子さんが信州の川魚料理を振る舞います。

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今年は、新型コロナウイルスの影響で開催が危ぶまれましたが、東京都内の感染状況が落ち着いてきたことから開催の運びとなりました。長野県の東京における観光拠点の銀座NAGANOにとってもコロナ後初の来客イベント。スタッフのみなさんも力が入ります。

季節感と食材にこだわる横山タカ子さんの力強いパートナーが長野市で淡水魚販売を営む加藤鯉店社長の加藤修次さんです。加藤鯉店さんは、海プロ発足当時からの推進パートナーです。「毎年、違った食材、レシピで横山先生とイベントができるのは楽しいです」と加藤さん。この日、加藤さんが用意した川魚の食材は、まさに信州のオールスター軍団。

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肉厚な「佐久鯉」、トロっとした食感が特徴の「信州サーモン」、ビッグサイズのイワナ「信州大王イワナ」といった信州のブランド魚を一堂に味わってもらおうと豪華食材が勢ぞろい。

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横山タカ子さんは、季節感にこだわる料理家。「信州の秋の色を伝えたくて」と横山さん。受け皿となる葉や前菜など自然の鮮やかな色彩が美しい料理が次々と出来上がります。

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長野県には、日本海に注ぐ信濃川水系、太平洋に注ぐ天竜川水系など、8つの一級河川の原流域です。その清流はおいしい川魚を育み、美しい海を作ります。おいしい川魚料理をたくさんの人に味わってもらい、信州の川を、そして海を想ってもらうことが開催の狙いです。横山さんと加藤さんの協力タッグにより用意された今回のメニューはこちら。

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<お品書き>
刺身(佐久鯉のあらい・信州サーモン・大王いわな)

焼き物(大王イワナのゆう庵焼き)

燻製(信濃雪鱒)

汁物(鯉こく)

三種の前菜(しその実和え・白菜切り漬け・大根みそ漬け)、季節のサラダ

※食材協力:加藤鯉店(長野市)

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例年、30名ほど募集するイベントですが、今回は、会場の密をさけるため、12名限定にしぼった形での開催。横山タカ子さんは「イベントが開催できて本当にうれしい。加藤さんが用意してくれた一級品の川魚を一堂に食べられるのは、この海プロとのコラボイベントでしか味わえません!ゆっくりとご堪能ください」となど挨拶しました。海と日本プロジェクトin長野からは、「山々を源流として信州を流れる川は、最終的には海につながっています。川や海の環境を想いながら、おいしい川魚料理をお召し上がりください」などと首都圏の参加者に伝えました。

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会場には、川で海につながる長野県から海洋問題を考えてほしいとの願いから、海洋ごみ問題の実情について考えてらもうポストカードを参加者、そして、会場来場者に配布。海洋問題へのアクションを促しました。

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毎年、このイベントを楽しみにしている常連さんも多く、首都圏の参加者は、「やさしい味」「昆布締めされた川魚が濃厚で味わい深い」などと大満足の様子でした。

横山さんも加藤さんも「次はどんなメニューにしようかな」と早くも次回のイベント実施に向け意欲を見せていました。 

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