専用船に乗って定置網漁見学を終えた信州ブリ調査隊のメンバーが向かった先は氷見漁港。毎朝午前6時が始める競りの見学です。とれたての魚が運び込まれた漁港には、独特のかけ声が響き、活気があふれています。案内してくれた氷見漁業協同組合の吉野一之さんは「魚をいち早く市場に届けるため、競りは手際よくスピード感が大事」と説明してくれました。また、氷見市観光協会の奥村寿江さんからは「富山湾は漁場と漁港がとても近いので新鮮なうちに魚屋さんやスーパーに魚が届けることができる。だから富山の魚はキトキト(新鮮)でおいしいんです。寒ブリがあがる冬はもっと活気がありますよ」と教えてもらいました。メンバーからは「自分達が今食べている魚がどのように捕られて、またどのよに運ばれて、自分達の食卓に並ぶのかがわかった。」といった意見がでました。海無し県信州にも新鮮な魚を届けてくれる漁師や市場の人達。その仕事や努力を学び、感謝する早朝の学習になりました。