「豊かな海を守るために自分たちができること」を班ごとに話し合った信州ブリ調査隊のメンバー。今回の活動のラストは、その考えをひとりひとり作文にまとめます。
作文を何人かのメンバーに発表してもらいました。
「海の環境を守るために、むやみにごみを捨てない、省エネを心がける、といったことを意識して取り組みながら、今の海の状況を多くの人に知ってほしいと思います」
「海水温がこのまま上昇するとブリが日本の近くにいなくなって、おいしいブリがたべられなくなるのはいやなので、一人一人が日本の海を守る行動をしていくのが大事」
といった思いを発表してくれました。
学習会のラストは、ひとりひとりが願いを込めブリのイラストを描きました。このブリのイラストは、海と日本プロジェクトin長野と富山県の食品加工会社とのコラボして製造販売するぶりのふりかけの商品パッケージに使われます。この3日間、長野県では北アルプスのふもとで森や川が海につながる重要な役割を果たしていることを学んだり、富山県ではブリの生態や富山湾の海の生き物、漁師のお仕事や産業としての漁業の仕組みや今、海で起きている変化を学んできました。
海なし県信州から集った信州ブリ調査隊のメンバーが未来の海を守っていく行動に移すのはこれからです。多くの人に影響を与える人になってくれることを願わずにはいられません。みなさん、本当にお疲れさまでした。