レポート
2025.09.23

海と森のつながりを学ぶ3日間 『信州カツオ調査隊』 レポート③ えっ、これ全部カツオなの⁉ 鰹節組合の巨大冷蔵庫に潜入

長野県の小学生20人が参加した『信州カツオ調査隊』。カツオをテーマに、海のなし県・長野と太平洋を結びつきを学びました。2日目は静岡県焼津市で活動。焼津港は日本を代表する漁港で、特に遠洋漁業が盛んです。

体育館のような巨大冷蔵庫に潜入!

その港にある体育館のような建物。焼津鰹節水産加工業協同組合の冷蔵庫です。

中はなんとマイナス30℃。隊員たちは防寒着を着て入りました。

大量のコンテナ 中は全部、冷凍カツオ!

高く積まれたコンテナ。中に入っているのは、カチンコチンに凍った大量のカツオです。水揚げされた冷凍カツオは、ここにストック(保管)され、各生産者へと供給されています。

隊員たちは寒さも忘れるくらい、その量に圧倒されていました。

焼津港をはじめとする遠洋漁業の基地がある静岡県。とれるカツオの量(漁獲量)は全国ナンバーワン。実に3分の1(約30パーセント)を占めていて、多くは遠洋でとれた冷凍カツオです。

冷凍カツオは鰹節だけでなく、缶詰やカツオエキス(調味料)など、様々なものに加工され、食卓にのぼっています。

組合の冷蔵庫で大量のカツオを見学した隊員たち。次の見学先はいよいよ鰹節工場です。

 

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