長野県の小学生20人が参加した『信州カツオ調査隊』。カツオをテーマに、海のなし県・長野と太平洋を結びつきを学びました。2日目は静岡県焼津市で活動。焼津港は日本を代表する漁港で、特に遠洋漁業が盛んです。
その港にある体育館のような建物。焼津鰹節水産加工業協同組合の冷蔵庫です。
中はなんとマイナス30℃。隊員たちは防寒着を着て入りました。
高く積まれたコンテナ。中に入っているのは、カチンコチンに凍った大量のカツオです。水揚げされた冷凍カツオは、ここにストック(保管)され、各生産者へと供給されています。
隊員たちは寒さも忘れるくらい、その量に圧倒されていました。
焼津港をはじめとする遠洋漁業の基地がある静岡県。とれるカツオの量(漁獲量)は全国ナンバーワン。実に3分の1(約30パーセント)を占めていて、多くは遠洋でとれた冷凍カツオです。
冷凍カツオは鰹節だけでなく、缶詰やカツオエキス(調味料)など、様々なものに加工され、食卓にのぼっています。
組合の冷蔵庫で大量のカツオを見学した隊員たち。次の見学先はいよいよ鰹節工場です。