レポート
2026.01.25

鰹節でつながる長野と静岡① 焼津の鰹節組合が長野市で食育授業 「長野県産の薪(まき)でいぶした鰹節を知ってほしい」

2025年10月、長野市の七二会小学校で、鰹(かつお)節の食育授業が行われました。静岡県焼津市で鰹節生産を行う事業者などでつくる「 焼津鰹節水産加工業協同組合」が、鰹節でつながる長野と静岡の「縁」を子どもたちに知ってほしいと企画しました。

長野市の児童に鰹節ができるまでを知ってもらう

授業では、児童の前で実際にカツオをさばきながら、長い場合で半年もかかる鰹節ができるまでを紹介しました。

焼津の鰹節に欠かせない長野県産の薪(まき)

焼津市は、全国の鰹節生産量の約4分の1を占める一大産地。その鰹節作りでは、香りを左右する燻(いぶ)す工程で、主に長野県産のコナラの薪が使用されています。

長野県産の薪を使うと、香りが良くなり、さらに固くて長く燃えるので、鰹節作りに欠かせないものになっているのです。

海と日本プロジェクトin長野では、この深い関係に注目し、去年夏、県内の小学生が焼津市の鰹節工場を訪ねる体験学習「信州カツオ調査隊」を開催。組合に、持参した長野県産のコナラの薪をプレゼントしました。

 

七二会地域も薪を出荷 「縁」を学んだ児童は・・・

実は、小学校のある七二会地域は、焼津市に薪を出荷している場所の1つ。子どもたちは節削りや出汁の試飲もして、自分達のふるさとと焼津市の鰹節とのつながりの深さを学びました。

児童:「かつお節がこんなに半年とかかけて作られているのがすごいなあと思いました」「かつお節とか作るときに、長野県の木とかが役立っているのは嬉しいです」

海の産物にも森の恵み

組合長の大石智之さん:「焼津の鰹節は、やっぱり長野県の薪がなくてはならないというところで、そういうことも子ども達に伝えたかったし、今日はようやく思いが実現できた気がします」

長野県産の薪の煙でいぶされることで生まれる焼津の鰹節。そのおいしさには、長野県の森の恵みが、深く関わっています。

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