長野県岡谷市の「岡谷こどもエコクラブ」は、諏訪湖でマイクロプラスチックごみが発見されてから、海洋ごみ問題と向き合ってきました。2025年度は、源流から河口までの川ごみの実態などを調査・学習するイベントを開催し、学びを深めました。その様子をシリーズでお伝えします。

「岡谷エコクラブ」は岡谷市が主催する小学生を対象にした講座。身近な環境問題を学んでいます。2024年から力を入れているのが諏訪湖で見つかった「マイクロプラスチックごみ」の学習です。
かつて水質悪化が大きな問題となった諏訪湖。その後の浄化活動で、水質は改善しましたが、マイクロプラスチックごみという新たな課題が浮上しています。
クラブは2025年9月、諏訪湖畔でごみ拾いを実施、「マイクロ化」しそうなプラスチックごみを確認しました。
そのあと、信州大学諏訪臨湖実験所へ移動。大学生の協力を得て、実際に湖で見つかったマイクロプラスチックごみを顕微鏡で観察しました。すると、緑や赤の小さなごみが…。
湖岸で見つかったごみも観察。目立ったのは人工芝の破片や徐放性肥料のカプセルでした。特に肥料カプセルの殻は湖畔のヨシの堆積物の中から、たくさん見つかるということです。

子どもたちからは「量がたくさんあってびっくりしたし、小さくて見つけづらかった」などの感想が聞かれました。
上流で、いかにごみを減らしてマイクロ化を防ぐか、川の水が海に流れ込むまでに流域で何をすべきか・・・。
クラブは、諏訪湖と天竜川の関係によく似た、山梨の山中湖と山梨・神奈川を流れる桂川・相模川を調査することにしました。
※諏訪湖から海ごみゼロへ②に続く