レポート
2017.12.25

美しい湖を守ろう! 児童が遊覧船で野尻湖を観察

長野県北部の信濃町にある野尻湖。

天然の湖としては県内で二番目に大きく、氷河期に生息していたナウマンゾウの化石が出土することでも有名です。

黒姫山と斑尾山という2つの山に挟まれた標高約650メートルの山深い高原の中にあり、周辺は野生生物の宝庫としても知られています。

県は、野尻湖をより美しいものにしていこうと、「みんなの野尻湖 美しい姿を次世代に」をテーマとした長期計画を示しており、

地域住民と協力して湖の環境向上に努めるとしています。

 そうした活動の一環として、毎年行われているのが、地元小学生を対象とした環境学習イベントの「野尻湖クリーンラリー」です。

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このイベントは、児童が野尻湖やその周辺の自然環境に直接触れて、自然を守ることの大切さを知ってもらうことを目的としています。

 参加した児童は大型の遊覧船に乗り、博物館や環境省の職員らの指導の下、湖に暮らすプランクトンなどの生き物を実際に採集したり、湖の深さによる水温の違いや透明度などを測定しました。深い所では水深30メートルを超える、雄大なスケールの野尻湖で、児童は興味深そうに学習していました。

イベント詳細

イベント名野尻湖クリーンラリー
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