長野県佐久地域の伝統の味「フナの甘露煮」に向け生産農家に親ブナが配布されました。田んぼで産卵させ、秋に小ブナを水揚げします。
活きの良い魚たち。卵を抱えた「親ブナ」です。JA佐久浅間が毎年、この時期に農家へ配布しています。農家は水田に放ち産卵させたあと、9月ころに5センチほどに成長した小ブナを水揚げ。「甘露煮」にして各家庭などで食べます。佐久地域の伝統です。
JA関係者:「卵いっぱい産んでくれれば。いいフナができればいいんですけど」
きょう(5月18日)は南相木小学校の児童たちももらいにやってきました。学校の水田に放す予定です。
児童:「愛情込めて育てたいです」
きょう1日で約830キロの親ブナが配られました。
【取材:NBSみんなの信州】