レポート
2017.07.30

環境フェアでサケのはく製展示 ~信州水環境ネットワーク~

海と日本プロジェクト推進パートナーのNPO法人「信州水環境マップ・ネットワーク」(御代田町)が、長野市で開かれた信州環境フェアで日頃の活動の成果をPRしました。水質調査の結果や試験飼育中のウグイの展示など、来場者が興味深そうに眺めていました。

やはり目を引いたのは、サケのはく製です。このサケは2015年12月、上田市の千曲川で遡上が確認された5匹のうちの1匹で、体長53センチ、体重1.45キロのオス。

事務局の沼田清さんは「このサケが発見された数か月後、同じ千曲川の調査で自然ふ化したサケの稚魚も確認され、関係者が色めきたった。つまりメスも遡上していたということで、その時の感動は忘れられない」と話していました。これに勇気を得た関係者は、本腰を入れて”カムバックサーモン”に取り組もうとした矢先に「レッドマウス病」の発生が確認され、積極的な取り組みは一時的に見送られているのが現状です。

 

http://shinsyu-mizumap.midorinooka.net/

 

 

  1. 来場者に説明する沼田清さん(中央)
  2. 試験飼育中のウグイ(ハヤ)の稚魚

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イベント詳細

イベント名信州環境フェア
日程2017年7月29日
場所長野市・ビッグハット
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