2025年11月30日、『スポGOMI甲子園2025全国大会』(主催:一般財団法人日本財団スポGOMI連盟)が東京都内で開催され、高校生の「ごみ拾い日本一」のチームが決まりました!
大会は今年で7回目。高校生を対象に、海洋ごみ問題を「自分事」として捉えてもらうきっかけとして企画されたごみ拾いとスポーツを融合させたイベントで、ごみ拾いの質と量を競い合うものです。
千葉大学墨田サテライトキャンパスに集結したのは、全国42の都道府県大会を勝ち抜いた代表チーム。
「チェンジ・フォー・ザ・ブルー!」の掛け声で、競技が始まりました。
競技エリアは墨田区の下町情緒が残る商店街や住宅街。各チーム、細い路地などに繰り出して、ペットボトルや空き缶、たばこの吸い殻などを拾い集めました。
1チーム3人。声を掛け合いながら、効率よく拾い集めるにはチームワークも重要になります。
長野県代表は、上田千曲高校の「ヨッシーズ」。18チームが出場した県大会を制し、東京へやってきました。
県大会の経験を活かし、3人はコインパーキングやフェンスの後ろを探し回り、たくさんのごみを拾い集めました。
競技はおよそ1時間で終了。計量の結果、全チーム合わせて、348キロ余りものゴミを回収し、ヨッシーズも7キロ近いごみを拾いました。
優勝は埼玉県代表・川口工業高校「クリーンLV0」(クリーンレベルゼロ)チーム。集めたごみの量はなんと31.94キロで、去年に続く2連覇を果たしました。

上田千曲高校「ヨッシーズ」は14位。上位10チームまであと少しと健闘しました。
メンバー:「東京でゴミ拾いができるっていうすごい貴重な体験ができて良かったです」「楽しくできたので、良かったと思います」「来年また長野大会で優勝して、もう一回戻ってきます」