海の恵みを届け隊が考えた夢メニュー「海と信州 恵みのランチボックス」を持って昼食に訪れた先は…
海の調査隊が山のブドウ園を訪れるという海なし県ならではの計らい。塩尻市桔梗ヶ原地区は、ブドウの産地。ブドウ狩りを楽しめる場所としても人気が高く、また、良質なワイン用のブドウの産地でもあります。お腹ペコペコの調査隊のメンバー。外で食べるだけでもおいしさが増すのにブドウの木の下という非日常の世界で頂く中、でごはんが進みます。
ただ、ブドウ園に来てランチを食べるだけではないのが、海の恵みを届け隊の学習。ブドウ園の代表、原智彦さんに海とブドウ園にまつわるお話を伺うことに…。
「ブドウ園にとって海はとても大事です。作物にとって欠かせないのが太陽の光と雨。その雨は海が降らせてくれるもの。でも最近は地球温暖化の影響からか、大型の台風や大雨が多い。ブドウは、とても繊細な果物なので台風が来ると傷がついてしまう。海は恵みを与えてくれる一方、海水温が上昇しすぎるとスーパー台風といったもの生み出す。これからもおいしいブドウをみんなに食べてもらうため、海がもたらす、いい影響とよくない影響を考えながらこれからも生活してほしい」と原代表は子供たちに伝えました。
海と雨とブドウの関係を教えてもらった調査隊メンバー。最後に自然がもたらす恵みを感じてもらうためにブドウ狩りを体験。おいしいデザートタイムも満喫しました。