長野県の小学生20人が参加した『信州カツオ調査隊』。3日目、御前崎港での見学を終えた隊員たちは、締めくくりの総合学習発表会に臨みました。
発表会では、今回の体験学習で心に残ったことなどを班ごとに発表し合い、そのあと、豊かな海を未来に残していくために、自分達ができることを作文にまとめ、発表しました。
「みんなに伝えたいメッセージは、海と山はつながっていることです。そして、それをいろいろな人たちに伝えることで、山、海、森を守れるようにしたいです」
「僕は森や海にゴミを捨てないで、未来においしいカツオやカツオ節を残していきたいです」
「かつお節などは、皆さんが美味しくご飯を食べられるように、カツオの命をもらっているので感謝しましょう。理由は、森がなければかつお節が作れなくなるからです」
「たくさんの人に伝えるメッセージは、あなたたちが本当、当然のように食べている魚は当たり前じゃないので、いつ食べられるのかわかりません。なので、意識して生活してみてください」
「森や山や海を守るために、ポイ捨てなど環境を壊すようなことはやめてほしいとたくさんの人に伝えられるように頑張りたいです」
カツオをテーマに、信州の森と静岡の海をつながりを学んだ3日間。海の課題も知り、自ら行動し、それを広く伝えていきたいという思いも生まれました。
信州の森とそれが育む豊かな海を、未来につなぐ・・・。隊員たちの取り組みは、これからが本番です。
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