長野県の小学生20人が参加した『信州カツオ調査隊』。カツオをテーマに、海のなし県・長野と太平洋を結びつきを学びました。3日目は、御前崎港へ。生カツオの水揚げが静岡県内で最も多い漁港です。

港に到着、まずラジオ体操
早朝の港についた隊員たち。人影はまばらです。実は天候の影響で、残念ながらこの日はカツオの水揚げはありませんでした。でも、しばらくすると・・・。
漁船が港に到着。次々と船から下ろされたのは、カツオと並ぶ港の名物、シラスでした。
大量の氷で冷やされて運ばれてきたシラス。主にカタクチイワシの稚魚のことで、生で食べられますが、釜揚げやしらす干しなどにも加工されます。隊員たちも興味津々の様子。

やがて、競り(せり)が始まり、見学することができました。独特のかけ声が飛び交う中、箱ごとに値段が決められていきます。
落札されたシラスはすぐに車に運ばれていきました。新鮮さを保つため、競りはとてもスピーディーです。

隊員:「真剣勝負みたいな感じで、見てて面白かったです」
「意味分かんない言葉使ってて、よく分かんなかったんですけど、迫力がなんかすごかった」
威勢のいい掛け声とスピーディーな競り。こうやって値段が決められた魚は、店に並び、やがて食卓へ・・・。「流通」の一端を知ることができました。
御前崎港で隊員たちは、競りの他に、カツオ漁や漁業の現状を学びました。その内容は次のレポートで。