レポート
2025.11.07

海と森のつながりを学ぶ3日間 『信州カツオ調査隊』 レポート⑦ 御前崎港で競り(せり)を見学 「真剣勝負みたいな感じ」「迫力すごかった」

長野県の小学生20人が参加した『信州カツオ調査隊』。カツオをテーマに、海のなし県・長野と太平洋を結びつきを学びました。3日目は、御前崎港へ。生カツオの水揚げが静岡県内で最も多い漁港です。

港に到着、まずラジオ体操

 

カツオの水揚げはなかったけど、名物のシラスが港に

早朝の港についた隊員たち。人影はまばらです。実は天候の影響で、残念ながらこの日はカツオの水揚げはありませんでした。でも、しばらくすると・・・。

漁船が港に到着。次々と船から下ろされたのは、カツオと並ぶ港の名物、シラスでした。

 

威勢のいい競り 間近で見学

大量の氷で冷やされて運ばれてきたシラス。主にカタクチイワシの稚魚のことで、生で食べられますが、釜揚げやしらす干しなどにも加工されます。隊員たちも興味津々の様子。

やがて、競り(せり)が始まり、見学することができました。独特のかけ声が飛び交う中、箱ごとに値段が決められていきます。

落札されたシラスはすぐに車に運ばれていきました。新鮮さを保つため、競りはとてもスピーディーです。

迫力のある競りを見て・・・

隊員:「真剣勝負みたいな感じで、見てて面白かったです」

   「意味分かんない言葉使ってて、よく分かんなかったんですけど、迫力がなんかすごかった」

威勢のいい掛け声とスピーディーな競り。こうやって値段が決められた魚は、店に並び、やがて食卓へ・・・。「流通」の一端を知ることができました。

御前崎港で隊員たちは、競りの他に、カツオ漁や漁業の現状を学びました。その内容は次のレポートで。

 

 

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