長野県の小学生20人が参加した『信州カツオ調査隊』。カツオをテーマに、海のなし県・長野と太平洋を結びつきを学びました。2日目、鰹節工場を見学したあと、実際に焼津の鰹節を味わってみようと、水産加工センターに移動しました。
センターでは、組合の皆さんが講師となり、まず専用の削り器で「削り」を体験しました。家庭で行うことがほとんど無くなってしまった鰹節削り。
もちろん、隊員のみんなも初挑戦。刃の当て方によって、厚さが変わります。うまく削れず、苦戦する子も。「世界で一番硬い食べ物」と言われる硬さを実感しました。

自分で削った鰹節を味わってみると・・・。
「おいししい!」
「スーパーで売られているものより、うま味を感じる」
削りたては、やっぱり違います。

出汁(だし)も用意してもらいました。鰹節だけの出汁としょう油を少し入れたものの2種類。
鰹節だけでも十分おいしいのですが、しょう油を入れることによって、より深い味わいに。鰹節のイノシン酸としょう油のグルタミン酸。二つのうま味が加わった効果です。だから、和食(日本食)はおいしいんですね。

続いてはカツオの藁(わら)焼きに挑戦!カツオの身を味わいます。