木曽川さんありがとう

レポート

2017.08.27

「いつも安全でおいしい水道水が使えるのは、木曽川のおかげ」と、今年も「木曽川さんありがとう」ツアーが行なわれました。これは名古屋市の上水道の水源となっている、長野県木祖村の味噌川ダムを訪ねようと、名古屋市上下水道局が毎年この時期に実施しているものです。ダムの「取水塔」や「木曽川源流ふれあい館」を見学し、普段なにげなく使っている水道水について改めて考える機会となりました。

今年は給水区域内の名古屋市民38人が参加

モーターボートでダム湖巡視体験
普段は入れないダムの中を見学
水源保全活動の一環として、ゴミ拾いも実施

今年のツアーには、給水区域内の名古屋市民３８人が参加しました。実はこれ、人気の企画で毎年抽選となっています。

良質で豊かな水を確保するためには水源地域の人々の貢献があることを再認識し、豊かな水を育む信州の自然に触れることで、生活に不可欠な水環境について考える機会となりました。

参加者からは「ダム湖の水質のよさに驚いた」といった声があがっていました。

イベント詳細

イベント名	木曽川さんありがとう
参加人数	38人
日程	2017年8月11日
場所	長野県木曽郡木祖村
主催	名古屋市上下水道局

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内陸県（海なし県）の長野県。海に対する県民の想いは人一倍です。昔の信州人は、遠い海から届く塩や海産物を大切に味わいました。現在の信州人は、隣県での海水浴が夏の楽しみ。北陸新幹線の開業で、日本海がより近付きました。また北アルプスを水源とし、上高地、安曇野、善光寺平などを流れる信濃川水系など、８つの一級水系の原流域です。長野の自然と海の環境は密接に関係しています。「海と日本プロジェクトin長野」では、地元と海のつながりを学び、海をより身近に感じるために活動しています。