11月10日(日)、信濃毎日新聞・東北信版の朝刊に、海と日本プロジェクト「天竜川調査隊」の活動報告が、大きく掲載されました!
~本文より~
森・川・海のつながりを学習 伊那・駒ケ根・喬木の小学生20人
海はさまざまな形で日本人の暮らしを支え、心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれます。海なし県・信州も、さまざまな形で海とつながっています。海と日本プロジェクトin長野は、海とのつながりを学び、海を身近に感じるために活動しています。海の環境を守るために、何ができるか、自分で行動する姿勢を広めていくことも目的のひとつです。今年は活動の柱として、小学生の学習プロジェクト「信州の森から海へ ~天竜川調査隊~」を実施しました。内陸から海へ、川は水と共にさまざまなものを運んでいます。それらが海に与える影響を学び、川の上流に住む自分たちが海のためにできることを考えます。
(中略)
内陸から海へ、川は水だけでなくさまざまなものを運んでいました。海にとって良いものは「森の栄養」「土砂」。海にとって悪いものは「ごみ」。子どもたちは学んだことを踏まえて、自分たちの地元から海を守るためにできることを話し合いました。チームごとにまとめた提案をご覧ください。
・・・この新聞の発行前、子ども達はチームごと、放課後に集合し、まとめの話し合いを行っていました!
話し合いのテーマは、「自分たちの地元から海を守るためにできること」。各チーム、9月の「海の調査」@静岡県遠州灘で、大まかな方向性を固めていました。それを思い出し、さらにブラッシュアップしていく作業です。およそ1時間の話し合いで、チームの結論を、スケッチブックにまとめました。スケッチブックを持って、全員で記念撮影! その様子が新聞に掲載されました。
11月10日(日)、信濃毎日新聞・東北信版の朝刊に掲載された、各チームの提言です。長野県内のたくさんの家庭に、手書きのメッセージを伝えました! さらに後日、その内容を、各自治体の首長さんへ報告しに行きました。
子ども達が自分の言葉で語る提言内容を、首長さん達は真剣に聞いてくれました。
杉本駒ヶ根市長 コメント「市民一人一人、できることをやっていかなければと改めて感じました。市としても(環境問題に関する)広報をしっかりとしていきたい」
市瀬喬木村長 コメント「子ども達の思いを村の施策に活かして、きれいな村の美化運動につなげていきたい」
白鳥伊那市長 コメント「子ども達が気がついて、ごみ拾いという行動を提案したことは、とても重いことだと思います」
各自治体のトップに、想いをしっかり伝えることができました。天竜川調査隊としての活動は、これをもってフィナーレです! しかし、隊員たちの胸に「未来の海を守る想い」は深く刻まれたことでしょう。それをいつまでも忘れず、天竜川の未来を、海の未来を、担っていってください。隊員の皆さん、今後の活躍に期待しています!