カムバック・サーモン、再び。 長野県や飯山市などは、サケの稚魚放流へ向けて「千曲川(西大滝下流)水環境改善促進協議会」を発足し、今年度からの稚魚放流の再開を正式に決めました。県がサケの稚魚放流に取り組むのは18年ぶりです。
千曲川では、県が1981年から稚魚の放流に取り組んでいましたが2000年を最後に中断。その後は民間やNPO法人 新潟水辺の会などが独自に活動を続けていました。ところがレッドマウス病の発生を機に、この2年間県内での稚魚放流は全て停止しています。昨年、飯山市の西大滝ダムで遡上が確認されたのはわずか1匹でした。
計画では、来年3月に飯山市の西大滝ダム周辺で20万匹の稚魚を放流するとしており、今後5年間継続する予定です。
県は、環境調査の指標のひとつとしてサケの遡上数も重要なデータとして捉えており、これによって河川環境の現状と課題をより深く把握していくことにしています。
イベント名 | 千曲川(西大滝下流)水環境改善促進協議会 設立総会 |
日程 | 2017年8月9日 |
場所 | 長野県飯山市 |