ケヤキやスギの巨木に囲まれた閑静な神社、長野市松代町の「諏訪大明神」。
景観の美しさなどから市の定める「ながの百景」の一つに指定されています。
この神社の景観をさらに高めようと、地域住民らでつくる保存会が、市からの支援金を利用して境内にある涸れた滝を復元しました。
保存会では、水源の沢と滝の上部との間にパイプを通す工事を行い、11月12日に滝が復活しました。深い緑色に苔むした大きな岩場を流れ落ちる滝は、神社の風情を一層趣のあるものにしました。雪解けの頃には水量が増し、さらに美しい滝となるとみられ、松代町の新名所にと期待が高まっています。
また、滝を流れ落ちた水は、神社脇の水場につながっており、参拝者が手を洗い清めるのにも使われるということです。
この他にも、鮮やかなピンク色の花をつけるシャクナゲを境内に植えたり、駐車場を整備したりと、様々な取り組みが行われています。
イベント名 | 諏訪大明神の滝の復元 |
場所 | 長野市松代町 |