佐久市の「佐久子ども未来館」で、さけの生態学習会が開かれました。
学習会には、佐久や上田そして鬼無里から小学生と保護者27人が参加しました。
講師は長野大学の髙橋大輔教授。高橋教授は河川生物の生態や環境問題が専門で、海と日本プロジェクトin長野のリーダー役も務めていただいています。高橋教授は、川で産まれたサケが必ずその川に戻ってくる不思議な習性や、サケの一生が実は海と川、そして陸の森林をつないで、命を育む役割を持っていることなどについて、わかりやすく教えてくれました。
また、さらに会を盛り上げてくれたのは、この会場の館長も務める「なおやマン」こと島崎直也さん。島崎さんは科学をテーマに様々なアトラクションを披露してくれる、地元では有名なエンターティナーです。サケは自分の産まれた川の匂いを憶えているということから「水の匂い当てゲーム」を行い、子どもたちは大喜び。みんなサケ並み?の嗅覚を発揮し、約80%の高い正答率となりました。
最後に全員で、きょう勉強したことをふまえて、サケの絵を思い思いに描き、高橋教授やなおやマンさんから一人ずつ講評をもらいました。
イベント名 | さけの生態を学ぼう |
参加人数 | 27人 |
日程 | 2017年10月14日 |
場所 | 佐久子ども未来館(長野県佐久市) |