県下最大の湖である諏訪湖は、ボート競技の一大拠点としても知られています。
湖の北側に設けられた「下諏訪町漕艇場」では先月、県内の中学・高校のボート部員約100人を対象にしたボート教室が開かれました。コーチを務めたのは、国内ボート競技の第一線で活躍する「NTT東日本漕艇部」の選手です。こうした取り組みは長野県内では初めてだということです。
ボート競技は、東京オリンピックの種目にも指定されている注目のスポーツ。かじ取り役の「コックス」の掛け声のもとでクルー全員が息を合わせる、チームワークが重要な競技です。
教室では、地元高校OBでNTT東日本の梶谷嶺選手と生徒たちが同じボートに乗り、直接選手から指導を受けました。また、生徒たちは、オールを漕ぐ力を測る「エルゴメーター」という機器を使い、選手から一人ひとりフォームのチェックを受けていました。
昼食時には豚汁で冷えた体を温めました。5時間にわたる教室はとても充実したものになり、生徒たちには貴重な体験となったようです。
イベント名 | NTT東日本ボート教室 |