レポート
2017.10.13

ウグイの人工採卵 成功へ

古くから食用として親しまれている川魚のウグイ。千曲川河川敷の「つけば小屋」で、ウグイ料理を味わうのは初夏の風物詩となっています。

このウグイを人工的に繁殖させる取り組みがはじまっています。

 

千曲川では、肉食性の鳥や外来種のコクチバスの影響からか、近年、野生のウグイの卵の数が大きく減っていました。

これを受けて、県の水産試験場では、全国的にも珍しい「ウグイの人工採卵」を始めました。

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メスのウグイから人の手で取り出した卵を受精させ、人工的に受精卵を作り出します。

今年の春、水産試験場で人工採卵した卵の内、約8割が無事にふ化し、5センチほどの大きさまで育ちました。

ウグイは地元の漁協や養魚場へ出荷され、川へと放流されたり、さらに大きく育てて飲食店やスーパーマーケットの店頭に並んだりするということです。

イベント詳細

イベント名ウグイの人工採卵
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