2020年1月12日(日)21:48から放送された第29回の内容を紹介します。ミニ番組シリーズ「海につながる長野県2019 ~海と日本プロジェクト in 長野~」は、NBS長野放送(8チャンネル)で放送中! 次回は2月23日(日)の予定です。
去年6月、長野県軽井沢町で開催されたG20エネルギー・環境関係閣僚会合。長野市にある長野高校の3年生が、海洋プラスチックごみ対策について、ごみ拾いに参加した人にチケットを配る、ロックフェスティバルを開催し、問題解決を呼びかけたいと、各国閣僚を前にスピーチしました。
海無し県の高校生にも、海洋プラスチックごみ問題への関心は高まっています。長野高校の2年生が取り組んできた課題研究の発表会でも、多くのグループが、この問題を取り上げました。
西村のあさんのグループは、首都圏フィールドワークとして、日本財団や環境省でヒヤリングを実施。位置情報ゲーム「ポケモンGO」を活用して、ポケモンを集めながらごみを拾う「ポケモンGO+ポイ捨てNO」を提案しました。西村さんは、G20で発表した3年生の、サークルの後輩でもあります。西村さんは「自分たちがやらなきゃいけないと、すごく感じています」と話していました。
長野高校の生徒会長、北村優斗さんは、より主体的に行動しようと、学校内外の仲間達とともに、学生環境サミットやごみ拾いイベントの開催を計画しています。北村さんは「中学生、高校生、大学生を対象とした信州学生環境サミットというイベントを企画していて、各地域の議員さんなどにも知ってもらえるような場にしたい」と話します。北村さんが代表を務めるプロジェクトのホームページでは、海洋プラスチック問題が紹介されています。信州学生環境サミットは、今年4月の予定です。