2019年2月3日(日)に放送された第29回の内容を紹介します。ミニ番組シリーズ「海につながる長野県 ~海と日本プロジェクト in 長野~」は、NBS長野放送(8チャンネル)で毎週日曜 よる9時48分から放送しています!(編成事情により休止となる場合があります)
去年10月20日、長野県立大学の学園祭で行われた「海につながる新聞発表会」。海と日本プロジェクトin長野の今年度のメイン企画「信州塩をめぐる冒険」に参加した子ども達が、勉強の成果をまとめた新聞の内容を発表しました。
ここからは、8月はじめに1泊2日で行った富山体験ツアーの発表です。
(子ども達の発表より)
「富山の市場でお魚のセリを見学しました。セリの魚は長野の魚屋さんにも運ばれます」
「富山で海水から塩を作りました。塩は海の恵みポイ捨てしないで、海や川を守っていこうと思いました」
「塩の道をみんなで歩きました。急な坂が続き、石があって大変でした」
富山ツアーで子ども達にとりわけ大きな印象を残したのは、プラスチックごみによる海の汚染でした。砂浜の砂をすくって水に入れただけで浮かび上がる小さなプラスチック片。ツアー一日目の夜に行った、イラストと文章で学んだことを表現しようという時間でも、海をきれいにしたいという思いを描く子ども達がたくさんいました。この時描かれたマイクロプラスチックについてのイラストが、発表会で披露されました。
(子ども達の発表より)
「富山の海でごみ拾いをしたら、プラスチック類が多くて驚きました。川や海にペットボトルを捨てると人の害になる恐れがあります」
「マイクロプラスチックは、人間の体に入ると良くないので、捨てない方が良いと思った」
富山の海で、プラスチックごみの汚染が進んでいることを目の当たりにした子ども達。「海や川の環境を守りたい」。子ども達にそんな意識を育んだ今年の活動でした。