2018年10月21日(日)に放送された第17回の内容を紹介します。ミニ番組シリーズ「海につながる長野県 ~海と日本プロジェクト in 長野~」は、NBS長野放送(8チャンネル)で毎週日曜 よる9時48分から放送しています!(編成事情により休止となる場合があります)
ビーチですくったざるの砂を、水の中に入れただけで・・・数多くのプラスチック片が浮かんできました。
今、プラスチックによる世界の海の汚染が、深刻な問題となっています。毎年800万トン余りのプラスチックが陸から海へ流出していると推定され、その半分が中国やインドネシアなど、東南アジアに由来すると言われます。
そうした深刻な状況を目の当たりにしているのが、富士見町出身のプロサーファー、北沢麗奈(きたざわりな)さんです。2013年、2015年のサーフィンアジアチャンピオンに輝く北沢さんにアジアの海の状況やプラスチックゴミを減らす取り組みについて聞きました。
(北沢さん)「フィリピンやインドネシアの試合に行ったときなどに、ペットボトルやプラスチック片のゴミなどがたくさん海に浮かんでいたり、ビーチに打ち上げられていて、やはり世界中の問題なんだなあと思います」
また、サーファー達は、プロ・アマ含めて環境意識が高く、日本サーフィン連盟では、全国の海岸でサーファーによるビーチクリーンアクトに取り組んでいます。
(北沢さん)「プロから率先してやっていこうよって言う気持ちで、試合の後でも拾ってきたりしています。世界中のゴミを無くすためにも、目についたゴミは拾うとか、もちろん川に流さないとか、そういうことをみんながちょっとずつでもやればどんどん減っていくとは思うので、そうなったらみんな気持ちよく海水浴ができたり、海で遊べるようになるのかなあと思います」
一人ひとりの心がけで、美しい海を守っていきましょう!