2018年9月23日(日)に放送された第14回の内容を紹介します。ミニ番組シリーズ「海につながる長野県 ~海と日本プロジェクト in 長野~」は、NBS長野放送(8チャンネル)で毎週日曜 よる9時48分から放送しています!(編成事情により休止となる場合があります)
子ども達が、細かく刻んだフルーツを、器に置いたラップの中に入れていきます。自分たちの暮らす地域と、海とのつながりを学ぶ、今年の海と日本プロジェクトin長野。茅野市の子ども達が、地域特産の海の恵み・寒天を使ったオリジナルスイーツ作りに挑戦しました。
フルーツを入れ終わったら、黒砂糖の入った溶かした寒天を注ぎます。これをラップで包み、口をねじって、輪ゴムで留めると準備完了。冷蔵庫で冷やし、用意した器に入れると完成です。名前は、寒天フルーツボンボンゼリー。今年のプロジェクトをサポートしている、長野県立大学の中澤弥子(ひろこ)教授が、レシピを考えてくれました。冷たくて、ほんのり甘い、できあがりに子ども達は大満足です。
子ども達は、この地域の祭り・くらの市で、できたてゼリーの販売にも挑戦しました。買いに来てくれたのは、地元の天屋節保存会の皆さん。かつて、寒天作りに取り組む人たちが歌い踊った天屋節を、地域に伝えている人たちです。早速食べていただき、「今夏だから、塩をかけたらとってもおいしいです」「フルーツなどが、こんなにたくさん入っていておいしい」などの感想をいただきました。それを聞いた子ども達は、「すごい嬉しいです」と話していました。
海の恵み・海藻を使い、諏訪地方の寒い冬に作られ続けてきた寒天。そのおいしさに、地域と海とのつながりの深さを、改めて感じた一日でした。