2018年7月8日(日)に放送された第5回の内容を紹介します。ミニ番組シリーズ「海につながる長野県 ~海と日本プロジェクト in 長野~」は、NBS長野放送(8チャンネル)で毎週日曜 よる9時48分から放送しています!(編成事情により休止となる場合があります)
海と日本プロジェクトin長野では、塩をテーマに、子ども達が信州と海とのつながりを学ぶ活動をスタートしました。6月、このプロジェクトに参加する塩尻市のメンバーが集まり学習会が開かれました。講師は、地元の「しお研究会」会長で塩ソムリエの加藤光久さん。
私たちが生きる上で欠かせない塩にはどんな種類があり、どう作られているかなど、塩の基礎知識を学びました。現在は工場で大量に作ることができる塩。しかし、昔は海の水から手間と時間をかけて塩を作り出していたことを知りました。
続いて、加藤さんが持ってきてくれた塩のコレクションを見学。海に囲まれている日本。北海道から沖縄まで、今も各地で塩を作っていることを知りました。子ども達は「塩を大切にしたいと思ったし、塩のことをいっぱいメモして、そのことを勉強に活かしていきたいです」などと話していました。
学習の最後に、塩尻市のご当地ソフトクリームを頂きました。塩尻の地名にちなみ、塩をかけて食べるのがポイント。試食した子供たちは、「スイカに塩をかけるみたいにおいしくなる!」などと話していました。
さて、海のない塩尻の地名に、なぜ「塩」がつくのか? 次回の学習で、ふるさとの歴史を探っていく予定です。
講師の加藤さんは、「塩と海のつながりや、塩尻のまちと海とのつながりを、みんなで勉強していきたいです」と話していました。