2019年12月15日(日)に放送された第26回の内容を紹介します。ミニ番組シリーズ「海につながる長野県2019 ~海と日本プロジェクト in 長野~」は、NBS長野放送(8チャンネル)で毎週日曜 よる9時48分から放送しています!(編成事情により休止となる場合があります)
海と日本プロジェクトin長野が企画した天竜川調査隊。8月からの活動の締めくくりとして、子ども達が地元自治体への提言をまとめ、報告会を行いました。
まずは11月11日、駒ヶ根チームの報告会です。杉本市長に、ごみ拾い競争などを盛り込んだお祭りやエコポイントなどを通して、日常的にごみ拾いを行う機運を、地域ぐるみで高めていきたいと発表しました。杉本市長は「市民一人一人、できることをやっていかなければと改めて感じました。市としても(環境問題に関する)広報をしっかりとしていきたい」と話していました。
11月13日には、喬木チームの子ども達が、市瀬村長と丸山教育長に、村をあげてごみ拾いに取り組む日を作ること、ごみによる深刻な海の被害を、村の広報誌やコミュニティ放送などを通して、村民に広く伝えることを提言しました。市瀬村長は「子ども達の思いを村の施策に活かして、きれいな村の美化運動につなげていきたい」と話していました。
伊那チームは、「海の生き物を助けよう」を発表のタイトルに掲げました。そのために、海の生き物が、海洋ごみに苦しんでいることを伝える事、月に一度、ごみ拾いの日を作ることを、白鳥市長に訴えました。白鳥市長は「子ども達が気がついて、ごみ拾いという行動を提案したことは、とても重いことだと思います」と話していました。
様々な体験学習を通して、海の未来のために自ら行動したいと考えた子ども達。その提言は、しっかりと受け止められました。