2019年8月25日(日)19:00から放送された第12回の内容を紹介します。
ミニ番組シリーズ「海につながる長野県2019 ~海と日本プロジェクト in 長野~」は、NBS長野放送(8チャンネル)で毎週日曜 放送! 通常は20:54からですが、今回は編成事情により放送時間が変更となりました。
7月30日、「海と日本プロジェクトin長野」が企画した小学生の体験学習「天竜川調査隊」の結団式が開かれました。天竜川の流れる、伊那市、駒ヶ根市、喬木村の小学生が、川や海の様々な環境や、川と海のつながりについて、体験を通して学びます。
まず行われた自己紹介で、子ども達は、事前の宿題として考えてきた、海のどんなところが好きかについて発表をおこないました。「海の好きなところは、生き物がいっぱいいて、きれいな所です」「家族や友達などとたくさん泳いで、遊べるところが好きです」「遠くまで見える水平線が好きです」などと話していました。
結団式では、グループワークも行いました。自分たちが大人になったとき、未来の海がどうであってほしいかを、話し合ってまとめます。天竜川調査隊は、今後、川の生き物やごみの調査、ダム見学、天竜川の注ぐ遠州灘でのウミガメの放流などを体験し、信州の山、川、海のつながりを学び、その学習を通して、海の未来のために、何が必要かを考えます。海と日本プロジェクトin長野県実行委員会の高橋潤理事長は、「今後、さまざまな体験を通じて、山と川と海のつながりを学んでもらえれば」と話していました。
最後は、目指すべき理想の海の発表です。「きれいな水でごみがなくて、生き物がたくさんいる海が良いと思っています」「ごみが少なくて生きものがたくさんいるきれいな海にしたいです」「ごみが流れてこない安全な海にしたいです」などの意見が挙げられました。
生き物が多く、ごみのないきれいな海・・・。子ども達が願う、未来の海の姿は、どれも共通していました。