海につながる長野県2019⑪「海のポスター作りワークショップ」 | 海と日本PROJECT in 長野

松本市にある未来ビジネスカレッジで、海のポスター作りを学ぶワークショップが開かれました。このワークショップは、海と日本プロジェクトの一環として行われている海のPRコンテスト「うみぽす2019」への参加を呼びかけようと全国で行われています。この学校では、毎年このコンテストに参加し、海無し県ながら優秀な作品を生み出しています。

 この日の講師を務めた、一般社団法人海洋連盟の加藤才明さんは「うみぽすへの関心度は年々高まっている。長野のような海なし県で、『うちは海なんて関係ない』と言っていた人たちが、ポスターを見て『やっぱり海って面白いよね』と思ってくれたら理想的。そういう力を持った作品がたくさん集まってくるので、ホントに嬉しいです」と話していました。

参加した学生は、それぞれがポスターに使いたい写真を用意し、パソコンのソフトを使って、キャッチコピーを書き入れます。海のない長野県に暮らす学生達。海への憧れや長野県ならではのアイデアを表現しようと、想像をめぐらせます。

1年生の永瀬さんは、源流の里と呼ばれる地元で撮影した川の写真に「海の素が流れ出す。」というキャッチコピーを加えてポスターを作っていました。また、同じく1年生の深澤さんは、川で撮影した植物を擬人化し、「うみのみずしょっぱいってほんと？」というセリフをあてるユニークなポスターを作っていました。

最後は、それぞれの作品を見ながら、アドバイスを受けました。

今年はポスターや動画だけでなく、絵てがみ作品も募集されています。応募は、9月10日まで「うみぽす公式サイト」で受け付けています。絵てがみは、郵便での応募も可能です。みなさんも「うみぽす2019」に、ぜひ参加して下さい。