2019年6月9日(日)に放送された第3回の内容を紹介します。ミニ番組シリーズ「海につながる長野県2019 ~海と日本プロジェクト in 長野~」は、NBS長野放送(8チャンネル)で毎週日曜 よる8時54分から放送しています!(編成事情により休止となる場合があります)
5月30日、神奈川県藤沢市の海岸で、日本財団と環境省が共同で推進する、「海ごみゼロウィーク」のキックオフイベントが開かれました。冒頭、原田義昭環境大臣は「日本全国で、海ごみを無くそうという運動が今日から始まった。海洋プラスチック問題や、日々のプラスチックとの付き合い方について考えていただきたい」と呼びかけました。また、日本財団の尾形武寿理事長は「内陸で生活する我々が、ごみの発生をきちんと処理をする。これをもっと徹底しなくてはいけない」と呼びかけました。
「海ごみゼロウィーク」は、世界で深刻化している「海洋ごみ」の削減と意識啓発を目的とする「全国一斉清掃キャンペーン」で、日本財団と環境省が共同で参加を呼びかけています。この日は、一般参加者の他、キャンペーンに協力する海上保安庁や、セブンアンドアイホールディングス、日本マクドナルドなどの従業員ら、およそ430人が、浜辺のごみを拾いました。
藤沢市在住のタレント、つるの剛士さんも、スペシャルゲストとして参加。「未来ある海なので、今の我々が意識を変え、守っていかねばならない。街で捨てたゴミは海にやってくる。そのことを広めていきたい」と話していました。
1時間足らずの内にたくさんのごみが集まりました。海のごみのおよそ8割は内陸由来と言われ、「海ごみゼロウィーク」では、海岸ばかりではなく、全国およそ1300ヶ所の、海や川、街などで清掃が行われ、43万人が参加します。