長野市安茂里地区の犀川で、夏休みの小学生が集まって、川の生き物観察会が開かれました。浅瀬を探すと、早速カニやトビケラ、ヤゴが見つかりました。思った以上にたくさんの生き物がいて、子どもたちは驚いた様子。企画したNPO法人みどりの市民の清水久美子さんは、「川は私たちの生活から遠くなり、川で遊ぶこともなくなった。これを川の生き物と触れ合う機会にしてほしい」と話していました。
子どもたちは見つけた生き物を観察して興味津々。「この生き物たちの環境が海までつながって、海の豊かさを育んでいることを感じてもらえばいい」(清水さん)。川の豊かさを再発見し、海とのつながりを考えるひと時となりました。
「海につながる長野県2017 ~海と日本プロジェクトin長野~」(30回シリーズ)
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