長野県茅野市のNPO法人調和の響きエコツーリズムネットワークが、農業用水路「滝之湯堰(たきのゆせぎ)」を辿る見学会を行いました。
滝之湯堰は1785年、この地の名主の請願によって作られました。江戸時代に新田が多く作られ、既存の河川だけでは水不足に陥ったことから作られたものです。2016年には世界かんがい施設遺産に登録されました。
続いて一行は、近くにある「竜神池」を視察しました。戦後に作られた農業用のため池で、湖面に紅葉を映す美しい池となっています。最後には海と日本プロジェクトの一環として、勉強会を実施。水の循環を改めて学び、海の未来のためにも森を守ろうと呼びかける勉強会となりました。
「海につながる長野県2017 ~海と日本プロジェクトin長野~」(30回シリーズ)
NBS長野放送 毎週木曜日 夜10:54~ (※都合により放送時間は変わることがあります)