佐久市の佐久子ども未来館で、サケの生態を学ぶ学習会が開かれました。サケの遡上復活に関心を持つ約20人の子どもとその家族が参加しました。
初めにここ佐久子ども未来館の名物館長、「なおやマン」こと島﨑直也さんが用意したサケに関わる楽しいクイズに挑戦。川の匂いをかぎ分けるサケにちなんで、水のかすかな匂いをかぎ分けるゲームを行いました。
続いての学習会は、長野大学 環境ツーリズム学部の髙橋大輔教授が講師をつとめました。回遊魚の研究や環境教育に力を入れている髙橋教授は「海と陸がつながっているという意識を少しでも育てていくことが大事」と、サケがつないでいる海と川、森との関係を熱心にお話しいただきました。
最後にこの日学んだことを踏まえて、子どもたち全員でサケの絵を描きました。海と川を行き来するサケに想像の翼を広げた学習会となりました。
「海につながる長野県2017 ~海と日本プロジェクトin長野~」(30回シリーズ)
NBS長野放送 毎週木曜日 夜10:54~ (※都合により放送時間は変わることがあります)