長野県茅野市が設置している市民の森で、クラフト作りの体験会が開かれました。材料に、水分を多く含んでいる生木(なまき)を使うのには理由があります。それは海から蒸発した水が、陸地に降って、それを木が吸い上げるという循環、森も海とつながっているということを実感してほしいからです。
作っているのは木を軸に、クレヨンを芯に使う色鉛筆です。穴をあけたり軸を削ったりして、木のぬくもりにあふれた素朴な色鉛筆ができあがりました。
そのあと、森と海のつながりについての講和も聞きました。森の木が育つのは、海があってこそ。
木々の間に小さな池のある、茅野市民の森。深い緑に囲まれた場所で、森と海のつながりを実感しました。
「海につながる長野県2017 ~海と日本プロジェクトin長野~」(30回シリーズ)
NBS長野放送 毎週木曜日 夜10:54~ (※都合により放送時間は変わることがあります)